第10回古民家フォト甲子園 最終審査会を開催

2021年9月8日(水)一般社団法人全国古民家再生協会 愛媛事務局にて
第10回古民家フォト甲子園 最終審査会をハイブリットにて開催させていただきました。

【審査委員会】
<審査委員長>
近藤 岳志氏 (九州産業大学 建築都市工学部 非常勤講師)
<審査員>
大沼 勝志氏 (一般社団法人住教育推進機構 理事長)
正岡 昇 氏 (公益社団法人日本グラフィックデザイン協会 愛媛地区代表幹事)
梅崎 裕子氏 (古民家デザイン研究所 所長)
川上 幸生氏 (K’s Design Factory 主宰)
<事務局>
河野 公宏 (一般社団法人全国古民家再生協会 事務局長)


【審査基準は以下の通り】
① テーマ性
募集のテーマ「わたしの町にある古民家(中高生部門)」、「わたしたちの町に残る古い建物(絵画)」に沿っているか。
② 主題性
その写真・絵画の中で何を訴えたいか、応募者の意図が伝わるか。
③ 表現性
視点、構図、バランス、色の表現力はあるか。
④ 独創性
撮影場所や被写体など独自に工夫されたものであるか。
絵画部門では、子どもらしく独創性に富んでいるか。描こうとしていることがはっきりしているか。ユーモアがあり好感がもてるか。

【審査員コメント(一部)】
応募された写真や絵画を拝見し、小中高生の多様な視点と、古い建物、古民家に対する愛着を感じることができました。
古民家フォト甲子園も10年目を迎え、参加されたみなさんと共に成長し、地域の良さを再確認できる厚みのある大会となりました。
11年目の作品も楽しみにしております。(審査委員長 近藤 岳志氏)

賞に選ばれた方々おめでとうございます!特に最優秀賞に輝いた作品は明暗の世界をしっかりときりとった構図で素晴らしい写真です。
実際の場所に行ってみたいと感じました。小学生部門では細かく描写されていてハイライトの入れ方も工夫があり立体感を感じました!
【未来の子ども達の為に持続可能な循環型建築社会を創造する】この協会理念のもとに全国古民家再生協会のさらなる発展を祈念しております。
(審査員 正岡 昇氏)

古民家や古い建物と向き合うそれぞれのストーリーに胸が熱くなるとともに、
特に各部門の最優秀賞については、時を積み重ねた圧倒的な佇まいをよく表現している感じました。
こうした応募者皆さんの豊かな感性の輪が、古民家の未来に繋がっているのだろうと思います。
(審査員 梅崎 裕子氏)

どの写真、どの絵も個性とみている視点の違う甲乙つけがたい作品ばかりでした。
どれもインパクト、古民家の親しみ、愛情、風情を表した優秀な作品です。
その中でも選ばれた作品は総合的な観点から人の目を引き付ける何かが有る作品です。
学生が写真や絵を通しての自分らしい感性の表現が今回のポイントに成ったと思います。
今回落選した方も今回の作品を見ていただき表現力を付けてさらに磨きをかけて来年も挑戦していただきたいです。
(審査員 大沼 勝志氏)

受賞発表は9月10日(金)正午に当ホームページにて発表となります。