江戸の風情

神奈川県の開成町には築300年の「瀬戸屋敷」があり、元々はこの地区の名主を務めてきた瀬戸家の屋敷でした。
十数年前に開成町に寄贈され、当時の状態に近い形で復元した後に一般公開されるようになりました。
現在は古民家の見学だけでなく、節分,ひなまつりといった伝統的な年中行事や紙芝居,展覧会などを開催し、子どもからご年配の方まで地域の人々が集まって交流を深める貴重な場所になっています。
桃の節句の頃には、「瀬戸屋敷ひなまつり」というイベントが開催され、婦人会の方々が手作りした7000個以上の吊るし雛のほか、江戸時代から伝えられてきた歴史のある雛人形が何組も飾られます。
中でも地元の蔵から発見されたという「享保雛」は、300年前のものとは思えない美しさと華やかさがあってびっくりします。
 

Photo by YSN(神奈川県)