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Keep Out・・・歴史の1コマを見つめる古民家

投稿日:2020年7月31日 更新日:

 

「地元、富士市の公園に移築復元されている『旧稲垣家住宅』は、1804年に建築された市内で最も古い茅葺き屋根の民家建築であります。現在の屋根は兜造の茅葺となっており、それは明治時代中期に養蚕を行うために改造された名残とも言えます。」

 ゴールデンウィーク後半、公園を訪れる人の姿はまばらで、あたりは静けさに包まれていました。普段は内部公開し、体験学習やコンサートなどのイベントで市民に愛されてきたこの古民家ですが、コロナ禍により、感染防止対策として「立入禁止」の黄色いテープが巻かれていました。黄色いテープと古民家の雰囲気に違和感を覚え、写真に収めました。あたりまえのことがどれほど尊いことか知ったステイホーム期間。1日も早く、この困難を乗り越えて、日常の暮らしが戻るといいなと思いました。

 200年以上もの間、いろいろな時代を生き抜き、大切に保存されてきたこの古民家が、この黄色いテープをどんな気持ちで見つめているのだろう。これから100年先も引き継がれて残り、私たちの暮らしを見守っていってくれることを願います。

Photo by もっくん

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